ようこそ「得道式」へ

私の名前は道子。

またお会い出来て嬉しいです。

今日は、あなたは覚えていませんが、あなたの「たましい」の悲願の日です。

そして、今日のこの日を迎える為に、あなたは過去世から何千(3000以上)もの善行を積み重ねて、ようやく今日と言う日を迎える事が出来ました。

過去世から今日まで、人としての道を正しく歩もうと努力・実践してこなければ、今日と言う日を迎える事は難しいのです。

本当におめでとうございます。

それでは、これから行う「得道式」についてお話します。

その前に、以前私がお話した「得道式に参加するにあたっての2つの前提」の内容を覚えていますか?

一つ目は「目に見えない世界があるという前提」

二つ目は「人のたましいは永遠不滅であって輪廻しているという前提」でした。

思い出しましたか?

ではお話いたします。

得道という字は「道を得る」という文字です。

それでは「道」とは一体なんなのでしょうか?

こちらも前回お伝えしているのですが、覚えていますか?

「道」とは、肉体の中の「たましい」が存在する場所を知る事。

そして「輪廻」(生まれ変わり)を終わらせる事が出来る唯一の法とお伝えしました。

私達は肉体の中にたましい(霊性と言います)が宿った状態を「生」と言います。

そして霊性が肉体から出た状態を「死」と言います。

そしてその「霊性」は輪廻して、何度も何度も生まれ変わるのです。

ですが、次に人間に生まれ変わるという保証はありません…

では次に、「得道式」で行う二つの事をお伝えします。

1つは「霊籍の変更」といいます。

私達の肉体には「戸籍」がありますが、実は霊性にも肉体と同様に「戸籍」があります。これを「霊籍(れいせき)」と言います。

得道を受けていない霊性の「霊籍」は地府(ちふ)という所の閻魔帳(えんまちょう)に登録されています。

地府を管理されている方は閻魔様です。

閻魔様のお名前はあなたも聞いた事がありますよね?

霊籍が地府の閻魔帳に記載されている限り、私達の霊性は輪廻を繰り返します。

そして、霊性の行先は様々ありますが、どこに行くかは生前の自分の行いによって決まります。

得道式では閻魔帳に記載されているあなたの「霊籍」を神の住む世界(理天と言います)へ登録し直します。

この「霊籍の変更」は「龍天表」と呼ばれる表文(ひょうもん)によって行われます。

目には見えませんが、龍が「龍天表」をくわえて「理天」へ届けると、あなたの霊籍は理天に登録されます。

あなたの霊性が「理天」に登録された後、人としての道を踏み外さなければ、あなたは輪廻を終わらせる事が出来ます。

そして霊性が「理天」に帰った証は

①死後の肉体が死後硬直しない

②死後の肉体が腐敗しない。

この2つの事によって「証明」されます。

そして何より、死後に行く所がわかりますので、死ぬ事が怖くなくなります。

もう死を恐れる必要はありません。

ここまで「霊性」「霊籍」「閻魔帳」「閻魔様」や「龍」「理天」など、目に見えない沢山のお話をしました。

信じられないかもしれませんが、これは全て本当の事です。

神様は肉体を持たないので、あなたに直接お話をする事が出来ません。

ですから私・道子が神様の代わりにお伝えしています。

私は神に誓って、ウソやデタラメは言っていません。

神様が教えてくださった事を正しくお伝えしています。

これは私の誓いの言葉です。

次に、得道式で行う2つ目は「三宝の伝授」です。

三宝とは三つの宝の事です。

宝と言っても、カタチのあるものではありません。

得道を受けた霊性は、死後に霊籍のある「理天」へ行く事になりますが、理天に入るには天門(南天門)を通過しなくてはいけません。

ですが、その門を通過するには鍵が必要なのです。

その鍵が「三宝」です。

「三宝」は生きている間は「お守り」として、また死後は理天の門を開ける「鍵」として使います。

そして、「三宝」は公にされていません…

さて、私は「道とは、肉体の中の魂が存在する場所を知る事だ」と言いました。

それについては、得道式の「三宝の伝授」でその答えを知る事になります。

つまり、三宝のうちの1つが魂の存在する場所を明らかにします。

ここまでよろしいですか?


聞き慣れない事で、頭が混乱しているかもしれませんので、簡単にまとめます。

得道式で行う二つの事は

①霊籍の変更

②三宝の伝授です。

霊籍の変更によって輪廻を終わらせる事が出来て、三宝の伝授によって肉体の中に宿る魂の存在が明らかになります。

これがこれから執り行われる「得道式」の内容となります。

では次に、あちらに少し見慣れないものが見えますね?

あれは天壇(てんだん)と言いまして、「理天」の出張所となり、とても神聖な場所となります。

目には見えませんが、この世には妖魔や亡霊などが沢山いますので、それらが入れない様に「得道式」の時は神兵(しんぺい:神の兵)が天壇を守護します。

天壇にある三本の佛灯(ぶっとう)に火が灯ると、妖魔や亡霊などは入る事が出来なくなります。

この様に「得道式」は清浄な天壇の中で神様達に見守られながら行われます。

この「天壇」がなければ得道式を行う事は出来ません。

これは得道式を行う1つ目の条件です。

次に、本日「得道式」を行ってくださる方を点伝師(てんでんし)と言います。

点伝師とは、あなたに三宝を授けてくださるお方です。

この「道」は肉体を持たない神と人とが一緒になって推し進めています。

実は、この「道」は天の指示に従って執り行われていて、人間が勝手に進める事は出来ません。

具体的には、天の指示は「砂文字」によって人間に降ろされます。

※砂文字についてはまたの機会に…

ですから、点伝師となる人は天の命(天命)によって決められます。

「道」では主権は天にあり、人はただ天のお手伝いをしているに過ぎません。

その天命によって任命された「点伝師」が本日の得道式を司ります。

そして現在、日本でこの「得道式」を行う事が出来る点伝師は、20名程度です。

この「点伝師」がいなければ、得道式を行う事は出来ません。

(※「点伝師」という天の仕事はボランティアです)

これは得道式を行う2つ目の条件です。

そして天壇と点伝師以外のスタッフがいますね?

この方達も、肉体を持たない神様の代わりに得道式を手伝ってくれるボランティアの方々です。

「ボランティア」がいなければ得道式を行う事は出来ません。

これが得道式を行う③つめの条件でした。

本日は、

①あなたの過去世からの3000を超える善行の積み重ね

②天壇

③点伝師

④スタッフ

この全ての条件をクリアした方だけが受けられる「得道式」です。

一つでも欠けたら得道式を行う事は出来ません。

今日が特別な日だという事はご理解いただけましたか?



そして、前回お会いした時にお伝えしましたが、得道式を受けるのは一生に一度です。

次に「得道式」の流れについてお話します。

まずは、「献供礼(けんきょうれい)」で、天壇にお供え物をあげます。

次に「請壇礼(せいだんれい)」で、点伝師が「請壇詞(せいだんし)」をあげると、目には見えませんが神々がご降臨いたします。

そして、龍天表によって「霊籍の変更」を行います。

次に「引保師請願礼(いんほしせいがんれい)」で、本日得道を受けられる方の引師(いんし:あなたにこの道を紹介した方)保師(ほし:この道の保証人)の方々が天に誓いを立てます。

そして点伝師による「三宝の伝授」が行われます。

以上がおおよその流れになりますが、覚えなくても大丈夫です。

スタッフが教えながら進めますので、ご安心ください。

それから得道式は男性がいる場合は、男性が先に行い、次に女性となります。

それではこれから「得道式」となりますが、得道式で頂く「三宝」については終了後に復習いたしますので、その場で覚えられなくても大丈夫です。

 

それでは、私からの説明はここまでとなります。

ここからは私・道子に変わりまして、スタッフの方から本日の点伝師のご紹介と、得道式の作法についてのお話を聞いていただきます。

得道式の作法は、日本では馴染みのないスタイルなので少し戸惑うかもしれません。

ですが、上手く出来なくても問題ありませんし、近くで教えながら進めますのでどうぞご安心ください。

是非、心を落ち着かせてリラックスしてご参加ください。

それではスタッフの方、よろしくお願いします。

道子

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