私たちは、道を歩んでいます。
そして、あなたや世界中のたくさんの人と一緒に道を歩みたいと思っています。
道とは、何でしょうか? 道を歩むとは、どういうことでしょうか?
私たちの持っているイメージを動画にしてみました。 どうぞご覧ください。
道は太古の昔からあるものです。そして、どこにでもあるものです。しかし実は、道そのものは目に見えません。私たちが歩むことによって踏み跡ができ、初めてそこに道があることがわかるのです。
私たちは、誰もが通ってきたはずなのに忘れてしまった大切な道を明らかにしたいと思っています。
私たちはみな、もともと美しい魂を持っています。しかし、魂の美しさを直接目で見ることはできません。見ることができるのは、人の行いです。
本来の美しい魂に基づいた行いは、美しいものであるはずです。人を思いやりながら、誠実に行動できるはずです。
残念ながら、今の私たちの行いは、必ずしも美しいものではありません。物質的な欲にまみれて、本来の自分の魂を見失っているのです。
これではせっかくの美しい魂が浮かばれません。こんな状態を続けていくのはよくありませんね。何としても魂を救いたいものです。
これまでに、多くの聖人賢者と言われる人が世に現れました。そして、自ら美しい行いをする模範を示し、ほかの人にも勧めました。
私たちは、その聖人賢者をお手本とし、美しい魂が行いに表れるような人間となる道を歩んでいます。
私たちが歩むことで、聖人賢者の道が世にはっきりと現れ、多くの人が同じ道を歩めるようになることを望んでいます。
目指しているのは、個人的にふるまいを正し、魂を救うことだけではありません。
今私たちが生きているこの世界を、天国のようなところにしたいのです。
争いがなく、みな互いに助け合い、子どもから老人まで、安心して暮らせる。
一人一人が自分の仕事をしっかりやることに喜びを感じている。
だれもが独り占めせず喜んで差し出すので、盗みをする必要もない。
そんな世界です。
もちろん、一人の力でできることではありませんから、仲間と一緒に同じ道を歩むのです。
この二つの道は素晴らしいものですが、歩み通すのは大変難しいです。
今の人びとや世の中の姿とかけ離れていて、荒唐無稽(こうとうむけい)と感じられるかもしれません。
しかし、私たちはできると信じています。
どんなことでも、できるはずがないと考えて何もしないでいて、いつの間にかできていたということはありません。自分を変え、世界を変えるのは、私たち自身です。
私たちは、道を歩み始めるにあたって、願いを立てます。魂の美しさを発揮できる人となる願いです。
この願いが、道を歩む私たちの原動力です。やり遂げられると信じることから生まれる力、それが信心の力です。
さらには、同じ志を持つ仲間が力を出し合うことによって、より大きなことを成し遂げることができるのです。
このようにして、私たちは道を歩んでいます。そして、あなたや世界中のたくさんの人と一緒に道を歩みたいと思っています。
歩む人が多ければ多いほど、道は広く、大きく、遠くまで進めるものになります。